左岸より スーパーセカンド 極めたり
シャトー ランシュ バージュ 2014
メドック地区格付け5級にも関わらずトップシャトークラスに匹敵する程の率直な味わいと力強さを醸し出す気品あふるるスーパーセカンド。
シャトー ランシュ バージュ‼ 豊富なタンニンを備えリッチで濃厚、そしてエレガントな味わい。
◆色味: 紫がかったルビーレッド
◆香り: グラスからは華やかなスミレにダークチェリー、カシスなど熟した果実のアロマとなめし皮などのニュアンスが漂います。
◆味わい: 口に含むと凝縮感のある果実味が豊かに広がり、シルキーなタンニンが滑らかな口当たりで、熟度のある果実味と酸味が絶妙なバランスで保たれています。熟したベリーやコーヒー、スモークの風味の余韻が長く続きます。
◆保管方法: 要冷蔵 18℃以下
◆飲み頃温度: 18℃
(飲む1時間ほど前に冷蔵庫から取り出し常温になじませる)
◆飲みやすさ: フルボディー(重口)
◆合う料理: 肉料理なら何でも合う「鶏」「豚」「牛」「羊」
Buyer’s Voice
まず最初に注目したボルドー地方の生産地(アペラシオン)は“ポイヤック”でした。
なぜならメドック地区格付け第1級の5つのシャトーのうち、3つが集中しているのがポイヤックだから。
その中で、“バージュの丘”と呼ばれるポイヤック村でも最良のブドウが採れる土地に畑があり、“典型的な長期熟成型のワイン”と評されているのが、ランシュ バージュ。
格付けこそ5級とされていますが、現在では“2級の品質に相当する”という高い評価を受けています。
格付けを遥かに超えた味わいを楽しみたい!と思い、セレクトしました。
*メドック地区格付けとは
1855年のパリ博覧会でボルドーワインを出品するため、ナポレオン3世の命によってボルドーワインの象徴「メドック地区とソーテルヌ地区の格付け」が行われました。
ワイン仲買人達は、当時のシャトーの評判や市場価格に従って、重要度ごとに第1級から第5級までの5階級に61シャトーを格付けしました。
現在でもその伝統的な等級が守り続けられています。